上生菓子「優しい口どけ」、密かに人気です。
今日はいきなり暑い日になりそうですが、夏のお菓子から少しずつ入れ替えしていきます。その第一弾です。
東日本での上生菓子は一般的に練り切りという生地を使います。これは成形しやすいように、餡子に求肥を入れて作りますが、問題は求肥に使う大量の砂糖です。当店では、一般的な求肥の配合とは全く異なる糖分の量で(アガベシロップ使用)で作りますが、それでも餡子がより甘くなります。お芋が美味しくなる季節で、ホクホクのお芋だと求肥を入れなくても成形できる芋餡が仕上がります。
今回は、その芋餡とシナモン餡、中餡として白なめらか餡を使った3つのマリアージュを楽しめる「優しい口どけ」というお菓子を出しました。口に入れると、ふわっとお芋の味、シナモンの味などが広がり、すーっと口の中で溶けていく、そんなお菓子です。
ビジュアルがとっても可愛いお菓子で、食べるのがかわいそうにちょっとなります。。。